GLASSHALFが始まったソウル・聖水洞の小さなガレージ

GLASSHALFについて

GLASSHALFは2026年5月、ソウル・聖水洞の小さなガレージから始まりました。

私たちが関心を寄せるのは、完成したステージそのものよりも、その前に積み重なる時間です。本番前に何度も繰り返すセットアップ、昼夜を問わない録音と編集、何度も直した音、つなぎ直したケーブル、足になじむまで繰り返した動線。観客には見えないその時間が、やがて一人の人の姿勢と形をつくると考えています。

私たちは、音楽機材の華やかな機能が演奏する体験に先行してしまう瞬間に問いを投げかけます。ギアは機能を見せるためだけの物ではなく、演奏者が自分の流れを失わず、音に集中できるよう手元で働くべきだと考えます。

だからGLASSHALFは、演奏と創作の過程のための楽器をつくります。必要な瞬間に応え、複雑な接続と操作を明快に整理し、使い重ねるほど一人の演奏方法になじんでいく道具。機能を際立たせるためではなく、演奏者の判断と動きが途切れないようにするギアを目指しています。

私たちの製品が演奏者に代わって音楽を完成させることはありません。何度も修正し、試し、自分だけの音を形にする過程が、より自由に、より正確に続くことを支えます。自分の音をつくり続ける人に必要な機材をつくりたいと考えています。

音楽家、サウンドエンジニア、つくり手、そして定められた道に自分を合わせるよりも自分の方法で世界をつくる人々。その背景と成長のそばにいたいと思います。見えない過程にも形が必要なら、GLASSHALFがそのそばに静かに置かれるブランドでありたいと願っています。